こんにちは。higoxです。
今回は2018年3月のアービトラージ合計損益を計算していきたいと思います。3月も前半は2月9日から引き続き、「コインチェックだけがビットコインがずっと安い」という異常事態が続いていたため、アービトラージは動かずじまいでした。
どのような異常事態が起こっていたのかは2月の過去記事でご確認ください。
3月12日にようやくコインチェックと他取引所間の価格差が解消され、アービトラージが動くようにはなりましたが、結局3月の損益はどのようになったのでしょうか。早速見ていきましょう。
※2018年3月のビットコイン価格変動チャート
- 2018年3月の合計損益は+24424円でした!
- ビットコインの価格の変動が小さくなっているのが要因か?
- 「20世紀最大の発明」の力を借りてみる?
- この3月でアービトラージをはじめて半年が経過しました!
- 今回のおすすめ
2018年3月の合計損益は+24424円でした!
2018年3月の合計損益は+24424円でした。今月は目標値を下げ、「2万円」としていたので、なんとか目標は達成できています。しかし、この値は私がアービトラージを始めた2017年10月以降、テスト期間であった10月を除けば最低の値になっています。
もちろん3月11日まではコインチェックの問題によりアービトラージが動作していなかったというのも合計損益が奮わなかった要因の1つですが、動作していた日も1日平均で+1221円ですので、31日間フルに稼働していたとしても37851円で、「過去最低」であることに代わりありません。ちょっと要因の分析と対策が必要ですね。
過去のアービトラージ損益まとめ
月 利益 [円] 2018年3月 24424 2018年2月 48474 2018年1月 64996 2017年12月 43335 2017年11月 65252 2017年10月 9331
ビットコインの価格の変動が小さくなっているのが要因か?
下のチャートは2018年1月以降のビットコインの価格変動率のグラフです。これをみると、1月以降7%付近をフラフラしていた価格変動率が3月7日以降から急に下げ始め、現在では5%以下の値となっていることが分かります。
アービトラージは価格の変動が大きいほど取引機会が増えますので、利益をあげることができます。この価格変動率の低下は影響ありそうですね。直近少し上昇傾向があるように見えることが救いでしょうか。ただ、「変動率が上がってくるのを待つ」というのは何の対策にもなりませんので、何か手を考えてみましょう。
「20世紀最大の発明」の力を借りてみる?
そこで、あのアインシュタイン博士が20世紀最大の発明と言ったアレの力を借りてみるのはどうでしょう。アレとはそう…「複利」です。本当に素敵ですよね。「複利」。大好きです。「複利」の考え方をアービトラージに応用するとしたら… 例えば3月の損益の24424円のうちの半分を使って、アービトラージ取引に使用するビットコイン総量を増やすということになるでしょうか。現在のビットコイン価格は約760000円ですので、24424円の約半分の12000円を使えば、アービトラージ取引総量を現在の0.1BTCから8%ほど増やすことができそうです。そして、毎月の利益のうちの半分をアービトラージ取引のためのBTCに回していけば… 雪だるま式に利益が膨らんでいく!という算段です。
そううまくはいかないとは思いますが、しばらくこの方法で運用してみたいと思います。来月の目標は過去最低ラインから脱却できる値でもある「5万円」にしたいと思います。
この3月でアービトラージをはじめて半年が経過しました!
はてなブログからメールが届いて気付いたのですが、この3月でアービトラージをはじめて半年が経過したようです。この半年の損益を合計すると、255812円でした。全く計算してのことではなかったのですが、最近ほぼ同額のカメラを購入してしまいました。やっててよかったアービトラージ!
アービトラージ自動実行プログラムは作成後、数ヶ月はバグなど不安定なところもあり、何度もアップデートを重ねることになりました。しかし、現在はほとんど手がかからず、放置しているだけで私のお小遣いを稼いでくれる優秀なシステムに成長してくれています。
そこで、このアービトラージ自動実行プログラムのソースコードを「note」を使って公開してみようという計画があります。乞うご期待!
※2018年4月2日追記:「note」でソースコードを公開しました!
今回のおすすめ
今回おすすめの本が「独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで」です。この本は「Pythonを学習する」というよりも「プログラミングの考え方を学習する」という方向に重きが置かれているように感じました。実は私は「オブジェクト指向」がこれまで腑に落ちていない状態であり、どうしても使えずにいました。この本はそんな「オブジェクト指向」弱者であった私に「オブジェクト指向」とはどういうものであり、どんなイイコトがあるのかといったことを指南してくれました。まだまだ不慣れですが、なんとなくオブジェクト指向も使えるようになってきたような気がします。オススメです!
以上、higoxでした!
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