2017年9月からアービトラージを自動実行するプログラムを作りはじめ、10月からテスト運用を開始していましたので、今回はその成果をご報告していきたいと思います。
2017年10月の合計損益は9331円でした
先月の合計損益は9331円でした。とりあえず1万円を目標としていましたので、目標は未達ですが、初月の成果としては十分。実質的に運用していたのが19日間ということも考慮すれば合格点ではないでしょうか。
下は毎日の合計損益を積立グラフで表したものです。9日まではアービトラージでやり取りするビットコイン量を0.01BTCでプログラムの動作を確認していたため、ほとんど利益はでていません。10日からはこの取引量を0.03に、26日からはさらに0.08BTCに増資しています。31日間のうち、合計損益がマイナスとなっている日は3日だけでしたので、さらに増資することで利益を大きくすることが可能ですが、増資することでビットコイン自体の価格変動からのリスクが大きくなりますので、とりあえずしばらくの間は1回の取引量を0.08BTCでアービトラージを行っていきたいと思います。
取引回数UPで利益を増やす
1ヶ月アービトラージを運用してみましたが、どうやらアービトラージで利益を出していくにはプログラムを止めずに動作させ続け、何度もやり取りをさせることが重要となってくるようです。
まず、プログラムはプログラム自体のミスや取引所のサーバーエラーなどによって停止してしまいます。大きなプログラムのミスはこの1ヶ月の間に修正できましたが、サーバーのエラーによる停止は避けることができません。特に現在アービトラージで使用しているzaifのサーバーはよく問題を起こすようで、よくプログラムを停止させていました。そこで以下の記事で書いたように例外処理による対策を行っています。
これによりプログラムが停止しづらくなり、1日の取引回数が大幅にUPしました。さらにそれでも停止してしまうプログラムを外出先でもチェック、再始動できるように遠隔操作ソフトであるteam viewerをraspberry Piにインストールしました。現在はこの例外処理&team viewer体制でアービトラージ自動実行プログラムを維持しています。
11月こそは合計損益1万円を達成できるよう設定値等を見直していきます。
今回のおすすめ
この記事に関連するおすすめの本が以下の「裁定取引(アービトラージ)自動売買戦略」という本です。仮想通貨を使ったアービトラージの本ではありませんが、紹介されている内容は十分に仮想通貨のアービトラージで通用するものでした。
以上、higoxでした!
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