仮想通貨でアービトラージはじめました。

仮想通貨を使ったアービトラージ(裁定取引)にゼロから挑戦するブログです。2019年3月からミニマリスト生活はじめました。

アービトラージを開始して1年が経過しました!

こんにちは、higoxです!2018年10月で私のアービトラージ歴がちょうど1年となりましたので、今回はこの1年間をまとめていきたいと思います!

 

 

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アービトラージ合計損益まとめ(年利117.3%!アビトラ大成功!?)

まずは気になっている方が一番多いであろう「合計損益」についてです。結論から言えば、1年間の合計損益は「+351964円」でした。運用に使用した金額は、その時々のBTC価格に合わせて変動させていましたが、基本的に「0.2BTC+0.2BTC相当分のJPY」です。そのため、強引ではありますが、現在価格の約75万円で年利を計算すれば、年利117.3%(計算:351964/750000*0.4=1.173)ということになります。銀行に預けておけば年利0.001%などザラで、投資信託でも10%もあれば良い方。あの「神様」ウォーレン・バフェットでも23%であったことを考えれば、年利117.3%は個人的には「大成功」と言える数字だと思っています。

 

過去1年間の損益をグラフ(日毎の合計損益の積み上げ線グラフ)にしたものがこちらです。

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※毎月の合計損益はこちらで公開しております。

 

マイナス収支になっている日がほとんどないことが分かります。データを確認したところ、マイナス収支になっていたのは365日中で20日だけでした。確率で言えば5.5%ですね。月に1日か2日、マイナス収支の日があるといった感じでしょうか。

グラフから12月の頭と、1月の終わり頃に非常に大きな収益を上げていることがわかります。12月の頭は、ビットコイン価格が急騰した時期、(12/8に史上最高価格を記録しています。)1月の終わりは中国政府による仮想通貨全面禁止や、CoinCheckでのNem盗難事件があり、ビットコイン価格が暴落した時期になります。これらのことから、アービトラージはビットコイン価格の急騰・暴落にかかわらず、大きなボラリティが発生するときに、威力を発揮できることが確認できます。

また、取引所が機能停止してしまうと、アービトラージは機能しないこともわかります。CoinCheckでのNem盗難事件による影響で、CoinCheckが機能停止してしまった2月の中頃から3月月の中頃にかけての約1ヶ月もの間は、ほとんど収益をあげることができていません。複数の取引所を持っておき、避難できる体制を整えておけばよかったと反省しています。

 

私がアービトラージで得たもの

1年間、アービトラージにチャレンジしてみて、あらゆる「余裕」を得ることができたと感じています。

①金銭的余裕

まずは「金銭的余裕」です。私が1年間で得たアービトラージの合計損益は約35.2万円ですので、月平均すれば、2.9万円になります。ちょっと遊んだり、買い物してしまったりすれば、すぐになくなってしまう金額ではありますが、現在、会社員のお小遣いの平均額が約3.5万円だと言われていることを考えれば、毎月+2.9万円は十分な余裕ではないでしょうか。

②時間的余裕

次が「時間的余裕」です。具体的に言えば、私はアービトラージを行うことで、残業時間を減らすことに成功しました。これまでは月平均で60時間超の残業を行っていましたが、現状は40時間前後に抑えています。残業時間を減らすことで、もちろん残業代も減少しますが、それはアービトラージによる利益で補うことができています。

アービトラージ自体はBOT(自動売買プログラム)で行っているため、ほとんど手がかかりません。週に1度、設定値を軽く見直すぐらいです。そこで、残業時間を減らすことでできた、月平均20時間の時間は睡眠や、趣味、学習や、アービトラージ以外のマネタイズ手法の開拓に充てるようにしています。

特に学習やマネタイズ手法の開拓は、それらが相乗的に作用していることもあり、かなりはっきりと効果を感じています。例えば「note」でアービトラージなどのBOTを公開するようにしたことで、さらなる「余裕」を得ることができています。また、学習することで得た知識は本業の方にもフィードバックされているので、効果大です。これがレバレッジですね。

③精神的余裕

3つ目が「精神的余裕」です。これは1つ目、2つ目の金銭的余裕・時間的余裕から生まれてくるものではありますが、非常に実感しています。

私には持病のため体が弱く、漠然としてではありますが、いつまで働くことができるのだろうかと、サラリーマン生活に大きな不安を抱えていました。また、それがストレスとなり、さらに体調を悪化させるという負のスパイラルに陥っていました。しかし、アービトラージやその他のマネタイズ手法で金銭的・時間的な余裕を持つことができるようになって以降、精神的な余裕が生まれ、体調もだいぶ整ってきています。実際、血液検査データにもそれは現れていました。

この精神的余裕は以下のような具体的な行動になって現れています。

 

・体調が良くないときは有休を使えるようになった

 (これまではなかなか使うことができず、少し無理をして出社していましたが、金銭的に余裕がでたことや、それにより会社への依存度が下がったこともあり、精神的に有休が非常に使いやすくなりました。)

 

・少し外交的になった

 (体調が整ってきたからということもあるのですが、これまでかなり内向的だった私が少し外交的になったと感じています。例えば、これまでSNSなどはやったことがなかったのですが、Twitterをはじめたりもしてみました。また、現在では地元で行われているPythonの勉強会に参加しようと計画していたりしています。大きな進歩です。)

 

会社への依存度が下がったというのは私にとって画期的な出来事でした。自分への自信へもつながりました!

 

アービトラージの今後

1年後なのか、2年後なのか、もっと先の話になるのかは分かりませんが、今後、仮想通貨市場の成熟により、取引所間の価格差は縮まり、結果、アービトラージで利益を出していくのは難しくなっていくと考えています。ただ、現状はまだアービトラージで利益を出してくことが可能ですので、しばらくは続けていくつもりです。

アービトラージが通用しなくなる時までにアービトラージ以外のマネタイズ手法を確立していければと思います。現在模索中です。

 

まとめ

今回はアービトラージを開始して1年が経過したということで、この1年間を少し振り返ってみました。結果としては、アービトラージだけで1年で約35.2万円、年利で言えば117.3%ものの利益を出すことができ、「大成功」でした。

また、このアービトラージの成功体験は、私にたくさんの「余裕」を与えてくれることになりました。

アービトラージは今後仮想通貨市場の成熟とともに利益を出しにくくなっていくとは思いますが、利益が出る限りは続け、そこから生まれる「余裕」で次に備えていきたいと思います!

 

 

今回のおすすめ

手前みそで恐縮ですが、私が実際に使用しているアービトラージBOTのソースコードを「note」にて公開しています。多くのご質問や、お問い合わせをもとに、複数回に渡る追記・更新を行ったため、かなり充実の内容です。私が移動した「Coincheck - Quoinex」でのアービトラージBOTのサンプルコードも追記済です! アービトラージ自動売買プログラム(BOT)の中身を知りたい・運用してみたい!という方におすすめです!

note.mu

 

以上、higoxでした。

 

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