こんにちは、higoxです。今回は9月のアービトラージ損益を計算していきたいと思います。では、さっそく見ていきましょう。
9月の合計損益は+9217円(月利3.09%)でした!
9月の合計損益は+9217円(月利3.09%)でした。(アービトラージはCoincheck - Quoinexの2つの取引所で、各取引所0.1BTCを使用し、合計0.2BTCで行っています。)合計損益が1万円を切ったのはアービトラージをはじめたばかりの2017年の10月以来の約1年振りです。月利10%を目標にしていたので、もちろん目標には未達になります。
プラスではありますが、月利3.09%というのはこれまでに比べると、ずいぶん低い値になります。その原因を調べ、対策していく必要がありそうです。
ボラの低下を見過ごし、設定値更新できなかったことが損益低下の原因?
詳細をみていきましょう。下のグラフは9月1日から30日までの毎日の損益を積み上げ線グラフで表示したものです。
ここから、大きくマイナス収支となってしまったような日はないことが分かります。詳しく見てみても、実際1ヶ月の間でマイナスが出た日は9/4の-12円だけでした。つまり、今月の利益が小さくなってしまったのは、どこかのある期間で大きなマイナスを出してしまったからではなく、毎日の収支が少しづつ先月までと比較して小さくなってしまっていたからだと考えられます。
そこで、9月の取引動作回数を確認したところ、合計149回であり、8月の330回の半分以下だということが分かりました。どうやら9月の合計損益が低くなってしまったのは、この取引動作回数の減少が要因のようです。
BOT(自動売買プログラム)が取引動作を行うしきい値(取引所間の価格差の設定値)は8月からほとんど変更しておりませんので、9月はボラリティが下がってしまっていたと考えられます。これに追従した設定値に変更しておくべきだったようですね。
また設定値を見直し、10月は取引動作回数の回復を目指していきます。
2018/10/21追記:
対策として、BOTに設定値自動更新アルゴリズムを導入しました。これにより取引動作回数が2倍以上にすることができそうです!
アルト積立はじめます!
今月からアービトラージ利益の使い方を少し変えてみようかと思います。これまではアービトラージ利益の半分を貯金、残り半分でBTCを買い、アービトラージに再投入する(複利的な効果を狙う)という使い方をしてきました。※9月は突発的に寄付させていただきました。
今月からは少し使い方を変えていきたいと思います。考えているのは50%でアルト積立、40%でBTCを買い、アービトラージに再投入、残り10%で寄付という配分です。アルトはETH、XRP、ADAを考えています。
個人的には10%の寄付というのがこれまでの自分とは大きく違うところかなと思います。と言っても、「キレイゴト」を言うつもりはありません。やっぱり、なんだかんだ人のためになるというのはモチベーションになりますので、自分のモチベーションを保つために10%を寄付していくことを決めました。
今月は「インドネシアにおける地震及び津波被害・緊急災害支援募金(Yahoo!基金)」に参加させていただきました。
今回のおすすめ
今回おすすめしたいのは「ウォール街のランダム・ウォーカー」です。投資のバイブルとも呼ばれている本ですね。今更詳しい紹介は不要でしょうか。
それにも関わらず、今回この本を紹介させてもらったのは、「10/11までKindle版が50%ポイント還元セールを行っている」からです!まだ読んだことのない方はこの機会に是非読んでみてください。この本がこの価格まで下がってくることはほとんどありませんよ!私も中古本の価格が下がってくるのを待っていたのですが、本当に全然下がってこないんですよね。それだけ「名著」ということです。必読ですね!
また、手前みそで恐縮ですが、私が実際に使用しているアービトラージBOTのソースコードを「note」にて公開しています。多くのご質問や、お問い合わせをもとに、複数回に渡る追記・更新を行ったため、かなり充実の内容です。私が移動した「Coincheck - Quoinex」でのアービトラージBOTのサンプルコードも追記済です! アービトラージ自動売買プログラム(BOT)の中身を知りたい・運用してみたい!という方におすすめです!
以上、higoxでした。
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