お久しぶりです！higoxです。今回は2018年7月のアービトラージでの合計損益を計算していきたいと思います。7月からはアービトラージの取引所の組み合わせをCoincheck ＆ Quoinexに変更しています。自動売買プログラム（BOT）の動作は非常に安定していたように見えましたが、損益はどうでしょうか。さっそく見ていきましょう！！
2018年7月の合計損益は+18703円（月利5.16%）でした！
2018年7月の合計損益は+18703円でした。（アービトラージはCoincheck - Quoinexの2つの取引所で、各取引所0.1BTCを使用した合計0.2BTCで行っています。）7月の目標は月利10.0%でしたので、今月も未達ですね… まぁ、月利5％も十分立派な数字なのですが… 来月も月利10％を目標に頑張ります！
詳しく見ていきましょう。下のグラフは7月1日から31日までの毎日の損益を積み上げ線グラフで表示したものです。先月も日単位でマイナス収支になったのは31日間で1日のみでした。（7月20日が-61.5円）やはりアービトラージは安定していますね。
また、7月後半から1日あたりの利益が伸びてきているようにみえます。これはおそらく7月後半にビットコイン価格が上昇したためと考えられます。
この1ヶ月のアービトラージ動作回数は284回通りでした。利益をこの動作回数で割ると1回あたりの利益は平均54.18円です。私の今の設定値（spread_Th : 1100 , unspread_Th -300 , 1回あたりの取引料0.1BTC）ですと、理論値では1回あたりの利益は80円となるはずですので、CoinCheck - Quoinexの組み合わせでも多少はスリップするようです。まだ設定値やBOT自体に改善の余地がありそうですね！まだまだ探っていきたいと思います。
取引所を変えてみて
今月からアービトラージに使用する取引所を従来のCoincheck - Zaifという組み合わせから、Coincheck - Quoinexという組み合わせに変更しました。変更の理由は「Zaifでのサーバエラーの頻発」と「Zaifのマイナス手数料の廃止」のためです。
変更した結果、動作が非常に安定し、本当にBOTに手がかからなりました。これが今回の変更の一番の利点だと感じています。
これまでZaifサーバでは頻発していたサーバエラーが全く発生せず、ほぼノーメンテで1ヶ月を過ごすことができました。これなら他のBOTの運用や開発にももう少し手をかけていけそうです！
アービトラージBOTに「運営していく上で気にしないといけない部分」として残ったのは「Bitcoin価格の上昇による日本円不足」、「Coincheckで発生するBTC不足」、「Quoinexの規約変更時の同意」ぐらいでしょうか。前の2つは少し資金に余裕をもたせること、最後の1つはメール確認を怠らないことという対策をとることができそうです。
今月も利益で少しBTCを買い増ししました！
3月から実施している『「複利」の恩恵にあずかりたい大作戦』を今月も実施いたします。これは、アービトラージで得た利益の半分でBTCを購入し、アービトラージに再投資するというものです。今月購入するのは9000円分です！
6月分はなかったことに… できませんでした。
さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実は6月分をまだ集計できていませんでした。というのも、6月はアービトラージの取引所の移動を2回行ってしまい、かなり集計が複雑になったからです。また、取引所の移動の関係で実働日もかなり少なくなってしまいました…
ということで、集計したところ… 6月は +5865円でした。まぁ、プラスになっている分よしとさせてください。実働が17日でしたので、1日あたり＋345円でした。
今回のおすすめ
今回おすすめしたいのが「これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話」です。最近また見かけることが多くなったホリエモン氏が書かれた、仮想通貨関連書籍です。この本からは「ただの円の代替」ではない仮想通貨のツールとしての可能性を感じることができます！大変オススメです！
また、手前みそで恐縮ですが、私が実際に使用しているアービトラージBOTのソースコードを「note」にて公開しています。多くのご質問や、お問い合わせをもとに、複数回に渡る追記・更新を行ったため、かなり充実の内容です。私が移動した「Coincheck - Quoinex」でのアービトラージBOTのサンプルコードも追記済です！ アービトラージ自動売買プログラム（BOT）の中身を知りたい・運用してみたい！という方におすすめです！
以上、higoxでした。
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