こんにちは、higoxです。
2018年1月16日、仮想通貨相場全体が大暴落しました。その暴落っぷりは、『「時価総額」が最も高かった1/7日からたったの10日でその30%以上を失ったほどだった』といえば伝わるでしょうか。この今回の大暴落は過去最高とも言われていて、「バブル崩壊!」という言葉もあちらこちらで聞かれました。
今回の大暴落、チャートではこんな感じです。
そこで、今回はこの「大暴落」が起こっている時に、アービトラージをしている私に何が起こったのか解説していきたいと思います。
結論から言えば、「アービトラージなら大丈夫!」です。
大暴落でもアービトラージなら大丈夫でした
以下は1日毎のアービトラージによる利益とビットコイン価格をグラフにしたものです。ここからも分かりますように、アービトラージの収益は大暴落の瞬間には一時的にマイナスになるも、その1日後、大きな利益を上げられています。この3万円以上の大きな利益は、過去の実績で言えば、ほぼ1ヶ月分の利益に相当します。つまり、アービトラージは大暴落をきっかけに、1ヶ月分の利益をたった1日で生み出したのです。
これはアービトラージが取引所間の価格差を利益に変える取引手法だからです。つまり、それが大暴落であろうと、相場の動く時、それはアービトラージが輝く時なのです。また、その動きが大きければ大きいほど、アービトラージは大きな利益を生み出すことができます。(取引所のサーバーが落ちなければ)
さらなるリスクヘッジ
上ではアービトラージは大暴落の時でさえ利益を生み出すことができる取引手法だということを解説しましたが、実は1つ落とし穴があります。それは「保有する仮想通貨価値の低下」です。アービトラージ取引自体は大暴落であろうと、その相場の動きが生み出す取引所間の価格差を利益に変えることができるのですが、このアービトラージを行うために保有している仮想通貨自体の価値は大暴落によって減少してしまいます。
これに対するリスクヘッジとして私が行っているのが、「アービトラージのために保有する仮想通貨(ビットコイン)と同数の空売り」というテクニックです。
これは、『保有する仮想通貨と同数の売りのポジションを持っておくことで、大暴落のようなことが起こり、保有する仮想通貨の資産価値が低下したとしても、売りポジションが資産価値の低下分に相当する利益を担保する』というものです。
このテクニックはただでさえ低リスクと言われるアービトラージのリスクをさらに低くすることができるので、私のような低リスクを求める仮想通貨トレーダーに非常におすすめすることができます。
しかし、このテクニックには仮想通貨の価値自体が上がっていったときはその分の利益を享受することができなくなるというデメリットもあります。トレードとはいつもそうですが、リスクとリターンは表裏一体なのです。
ただ、売りポジションの量を保有する仮想通貨と同数でなく、調整して、例えば「半分の売りポジションを持っておく」というようなことをすると、大暴落時のマイナスは半分に、大暴騰時のプラスも半分に… という具合でリスクとリターンの割合を自由にできます。大変便利ですね。やはり私としてはおすすめです。
このような「空売り」ができる取引所として非常に有名なのがbitflyerです。とにかく取引所に口座を開設していないと、上記のテクニックを試すこともできませんので、まだ口座を開設されてない方は、是非以下のリンクから口座開設をしてみてください。
もちろん口座開設・維持は無料ですよっ
さいごに
今回は2018年1月16日に起こった仮想通貨全体の大暴騰時のアービトラージの動きについて解説してみました。私もアービトラージ歴はまだあまり長くありませんが、この大暴落によって、アービトラージの低リスクっぷりを実感してしまいました。また、テクニックを用いればさらにリスクを抑えることもできます。仮想通貨のアービトラージは本当に初心者の方にもおすすめできる投資手法の1つなのではないでしょうか。
今回のおすすめ
今回おすすめする本は「株は技術だ! 倍々で勝ち続ける究極のチャート授業」です。いきなり「株」って言っちゃってますが、この本は株式投資にかぎらず、全ての投資に共通して大切な「リスクヘッジ」についての「技術」を学ぶことができる良書です。この「技術」はもちろん仮想通貨投資の分野にも大いに役立てることができます。おすすめです!
以上、higoxでした!
twitterもやっています!よかったらフォローお願いします!